日本とアメリカの違い

英語を英語で理解するのか?それとも英語を日本語に訳すのか?

mari-k
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皆さん、こんにちは! mari-kです。

私の周りの友人・知人でも英語を学んでいたり
これから学びたいと思っていたり、
子供に学ばせたいと思っている方が多く
英語に関する色々な質問をされることがあります。

その中でも、今日は英会話の際に

「英語から日本語に、日本語から英語に訳すのか
それとも英語で理解して英語で答えるのか」

という質問について書いていきます♪

英語を英語で考えるのか、英語を日本語に訳して考えるのか

時々聞かれる
「会話で英語から日本語へ、日本語から英語に訳しているのか」
という質問ですが、

これは英語学習初期のときには
割と多くの方が考える事なのではないかと思います。

私も始めのうちは、
同じことを考えていたような気がします。

そして実際、日本語を介して会話をしていました。

この、日本語に直して考えてしまうというのは
学生として長い間英語を勉強していた時の
癖があるからだと思います。

でも、私は気が付いたら英語は英語で考えるようになっていましたし
会話だけでなく、見たり読んだりしている時も
訳さず英語で理解しています。

英語と日本語を話す時におきること

私は、日本の英会話学校に勤務していた時
下は2歳の子供から見ていたことがありました。

2歳くらいの子供は
大体300~500語位を使えるようになると言われていますが

その小さな子供たちに「リンゴの絵」を見せたとき
すぐさま「apple」と答えます。

そして、日本語では?ときくと
「リンゴ」と答えます。

私が今まで小さな子供たちが英語を話すのを見てきて思うことは
英語⇔日本に訳していないのではということです。

イメージだとこのような感じです。

子供が英語を話すとき
リンゴ ← リンゴの絵(イメージ) → apple
リンゴの絵(イメージ)を見て(想像して)、
日本語の時は左へ進み、英語の時は右に進む。

 

ですが、おそらく大人の場合は
リンゴ=appleと頭で考えて声に出している
のではないかと思うのです。

イメージだとこのような感じです。

大人が英語を話すとき
リンゴの絵(イメージ) → リンゴ → apple
リンゴの絵(イメージ)を見て(想像して)
言葉(日本語)に置き換えて、それを英語に直す。

分かりずらいと思いますので、ご説明しますね!

子供の場合:
英語で話す、日本語で話すというのが
別々のものになっている。

リンゴの絵を見たときに
日本語で表現するのか英語で表現するのかによって
頭の中で図のように右に行くか、左に行くか分かれる

大人の場合:
リンゴの絵を見て
まずリンゴを想像する。
日本語で表現する場合は右に一つ進み
英語で表現する場合はさらにそこから右へ進む

英語を理解する場合は、この逆で
apple → リンゴ → リンゴの絵
といった形になります。

appleの場合は、短く簡単な単語1語なので、
少しイメージがわきにくいかと思いますので
少し難しい単語でイメージしてみましょう。

sophisticatedという単語があります。

辞書で調べてみると、
「洗練された、複雑な、高性能な、教養のある…」
などの意味が出てきます。

私達は知らない単語に出会った時
たいてい辞書で意味を調べてインプットしていきますよね。

そうすると、次回から
「sophisticated」と聞いたときに
日本語の意味を考え(頭に思い浮かべ)
そこから頭に情景をイメージするパターンが多いと思います。

つまり、
英語→日本語になっただけでは
訳しただけで意味を理解しておらず
イメージができて初めて内容が理解できている
私は思うのです。

これは、あくまで私の経験による想像なので、
必ずしもそうではないかもしれませんが

この私の考え方が正しかった場合
理解するまでにとても時間がかかりますよね。

さらに、理解して相手に返事をする場合
またこの逆のプロセスを踏むことになり
倍の時間がかかってしまうわけです。

英語を英語で考えるメリット

これまでの説明で分かっていただけたのではないかと思いますが
英語を英語で理解することで、
より早くスムーズに会話を進めるようになります。

appleの場合は、
短く簡単な単語1語なので大差はありませんが、
難しい単語や文章になってくると

先ほどの変換作業を行っていては
とてもではないですか
会話についていくことはできません。

一対一の会話でしたら
相手も少しくらいは待ってくれますが
グループでの会話では自分が理解し

返答が思いつくころには
次の話に移っていたり

最悪の場合は前の文章について訳している間に
みんなの会話を聞き逃してしまいます。

 

実際に私の体験ですが
少し英語が聞き取れるようになってきた時のことです。

数人で会話をしているときに
みんなの話していることはなんとなく理解できるものの
こちらから返答することができず
相槌を打つのが精いっぱいでした。

そんな時、親切な人は心配し
「内容が理解できている?」
と聞いてくれることもありましたが

中には「聞いてるばかりで、自分の意見はないの?」
と言われることもありました。

日本と違い、アメリカでは
みんな自分の意見や考えをしっかりと主張します。

そんな状況で発言しない私は意見がない人
(ダメな人)だと思われることもありました。

ですが、テストやプレゼンなどではない
カジュアルな日常の会話であれば
厳密に日本語での意味が分からなくても
会話を続けることができるので心配はありません。

会話を訳すことなく、
英語で理解できるようにすると
もっと会話を楽しめるようになります

英語を英語で解釈できるようになりましょう!

英語を英語で解釈できるようになるためには

わからない単語を日本語として覚えるのではなく
イメージでとらえるようにしていくと
英語で理解すること
ができるようになります。

先ほど例に出した「sophisticated」という単語ですが
これは私が実際の会話の中で
単語が使われていて覚えたものです。

この時、初めて聞く単語で意味が分からず
でも、この単語が会話の中で重要となるキーワードでした。

分からないと会話全体の意味が通じなかったので
意味をその場で相手に意味を聞きいたのですが
英語で説明されたので英語で意味を理解しました。

 

また、洋画をみていると
会話を映像付きで見ることができるので
日本語の意味が分からなくても状況から想像して
なんとなく意味をつかむことができるようになります。

洋画など映像や写真と英語を聞く(見る)ことは
和訳せず英語として理解する癖をつけるのには
おススメの方法です!

実際私は、
会話や、洋画などから耳に入って
イメージで覚えた言葉については

日本語の意味を聞かれても、
きちんと訳せない言葉もあります。

それは、私が日本語の意味を知らなかいら
ということもありますが
日本語に訳した場合に、微妙にニュアンスが違うから
という場合もあるからです。

そんな微妙なニュアンスを理解するのに
良い方法がもう一つあります!

英英辞書を使う方法です。

日本語の意味が分からないときに
調べるのと同じ感覚です。

私も実際に英英辞書を使っていました。

英語の意味を調べると
英語で説明が書かれているので

英語学習を始めてすぐのころは、
書かれている単語の意味が分からないので、
調べてばかりでなかなか進まないです。

そのような状態では効率があまりよくないので、
英英辞書と英和辞書を併用したり

ある程度学習が進んで楽しくなってきたくらいに
チャレンジしてみると良いかと思います!

 

mari-k
mari-k
英語を英語で理解することで、
会話(リスニング、スピーキング)はもちろんですが
リーディング、ライティングも
スムーズにできるようになりますよ。

まとめ

英語を日本語に、日本語を英語に訳すのではなく、
最初から英語を英語で理解できるようになると
スムーズな会話ができるようになります。

そのためには、
できるだけ普段の学習から英語を英語でイメージできるように
英語を聞く(見る)ようにし、

前後の文脈や映像などから想像したり
英英辞書を使って調べるようにすると効果的です!

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