以前、英語にはスペルと音の関係や法則を学べるフォニックスと呼ばれる基本のルールがあり、アメリカ(英語圏)の子供たちが読み書きを学習するために取り入れられているというお話をしました。
私自身もアメリカの子供たちに混ざって、一緒にフォニックス授業を拝見させてもらったのですが、これが本当に凄く役に立ち、日本で絶対に取り入れた方が良いのに・・・と思ったほどです。
今回はその凄さをお伝えするために、フォニックスの発音のルールの一部の例をご紹介します♪
目次
フォニックスで学習すること
フォニックスでは、様々な事を学びます。
1、アルファベットの読み方
2、音のルール
3、音節
4、アクセント
5、ルールの除外
などです。
一例だけでも、1~5すべてをご紹介すると長くなりますので、、今回は、1と2をについてお話させていただきますね!
1、アルファベットの読み方
日本語で、あいうえおを習うように、英語でもまずルールの前に基本となるアルファベットを学びます。
日本でアルファベットを習った時は、A(エー)、B(ビー)、C(シー)、D(ディー)、E(イー)・・・というように習ったと思いますが、英語では少し違いますが、A~Zまですべてを習います。
母音(A、E、I、O、U、Y)と子音に分け、さらに母音を2種類の読み方に分けます。
(※Yは英語では母音にあたります)(※例外もあります)
1つ目はアルファベット読み(長母音と言います)、二つ目が音読み(おとよみ)(短母音と言います)です。
アルファベット読み(長母音)では…
正確な発音は少し異なりますが、アルファベット読みはカタカナで無理やり表記すると、A(エイ)、E(イー)、I(アイ)、O(オゥ)、U(ユー/ウー)となります。
そして、音読み(短母音)では…
A(ア…日本語ではエの音に近いイメージ)、E(エ),I(イ…日本語ではイとエの間の音のように聞こえます)、O(オ…日本語ではアの音に近いイメージ)、U(ア…軽く発音、うっかりしてしまった時に出る小さい「アッ」のアに近いイメージ)となります。(Yは長母音の為ここでは省略します。)
そして、フォニックスではこの2種類の読み方を、ルールに従って使い分けていきます。
まずは、この段階でアルファベット1文字の発音を学んだことで、基本の形で並んだ単語が読めるようになります。
例えば、BigはB(ブ)+i(エの発音に近いイ)+g(グ)なので、続けて「ビッグ」と発音することが分かるのです。
2、音のルール
音のルールでスペルと発音の関係についてのルールを学びます。
代表的なものに、子音+子音、母音+母音、サイレントE、Polite Vowels(礼儀正しい母音)などがあります。
①子音+子音
子音が2つ続いて別の音を作るものと、子音が2つ(または3つ)続いてそれぞれの音を残したまま繋がった音になるものがあります。
【子音が2つ続いて別の音を作るもの】
g+h → gh(フ) … enough, photo
c+h → ch (チュッ) … china, check
s+h → sh(シュ) … sheep, shrimp
t+h → th (ス(息だけの音)またはズ) … together, they
など。
(※無理やりカタカナで表現していますので、実際に聞こえる音とは異なります)
【子音が2つ(または3つ)続いてそれぞれの音を残したまま繋がった音になるもの】
-
- s+別の子音
s+p → sp(スプ)… spark,spot
s+t → st(ストッ) … station, step
s+k → sk(スクッ) … skirt,skip
など。
-
- 子音+l
b+l → bl(ブル) … block, blue
p+l → pl(プル)… plan, plane
f+l → fl(フル) … flower, floor
c+l → cl(クル) … clean, clock
-
- 子音+r
b+r → br(ブゥルッ) … brother,browm
d+r → dr(ドゥルッ) … drink, drive
g+r → gr(グゥルッ)… grow, green
s+p+r → spr(スプゥルッ)… spring, spread
s+p+l → spl(スプルッ) … splash, split
s+c+r → scr(スクゥルッ)… screw, screen
など。
②母音+母音
母音が2つ続いて、一つの音を作るパターンと、特殊な組み合わせとなるパターンがあります。
母音が2つ続いて、一つの音を作るパターン
【ai,ay】・・・エイ(again, day)
【ie,ea,ee】 ・・・ イー (believe,peach,ell)
【ie】 ・・・ アイ(tie,pie)
【oa,ow】 ・・・ オゥ (owl,goat)
【ue,ui】 ・・・ ウーまたはユー(true,juice)
など。
特殊な組み合わせのパターン
【oi,oy】・・・オイ(oil,boy)
【ou,ow】・・・アゥ(out,bow)
【oo】・・・ウッ(短く詰まる)(book,foot)
【oo】・・・ウー(長く伸ばす)(boots,moon)
【au,aw】・・・オー(オーとアーの間の音のイメージ)(august,strawberry)
【ei】・・・エイ(beige,eight)
【ew】・・・ウーまたはユー(few,view)
など
③サイレントE
母音+子音+eという順にアルファベットが並んだ時に、eは発音されない(サイレント)eというルールがあります。
この場合の母音は、先にご説明したアルファベット読み(長母音)になります。
【a+子音+e】エイ・・・cake,skate
【e+子音+e】イー・・・ theme, eve
【i+子音+e】アイ・・・ five,wine
【o+子音+e】オゥ・・・ stone, rope
【u+子音+e】ウーまたはユー・・・ rule, cute
④Polite Vowels(礼儀正しい母音)
先にご説明した母音+母音の形にもかぶりますが、母音が二つ続いたとき後の母音が前の母音に譲って発音されなくなるというものです。また、その際前の母音はアルファベット読みになります。
例: boat, train, tea, pie, glue, read など
基本的には、この礼儀正しい母音の発音になりますが、中にルールを崩す無礼な母音というものがあります。
無礼な母音
【ea(二重人格)】
礼儀正しい母音の時は、イーと発音しますが、二重人格にで例外となる場合は、エと読みます。
例: head,bread など
【ie(二重人格)】
礼儀正しい母音の時は、アイと発音しますが、二重人格にで例外となる場合は、イーと読みます。
例:piece,field など
次の3つは母音+母音の特殊なパターンでご紹介したものです。
【au】 オウと発音します。
例:auction,audio,Australia
【oo】ウー(強い音)またはウッ(オとも聞こえる軽い短い音)で発音します。
例: room,food,pool(ウーと発音するもの)、book,lool,foot(ウッ)
【ou】アウ(強い音)またはア(弱い音)で発音します。
例: mouse, sound,found(アウと発音するもの)、touch,rough(ウッと発音するもの)
フォニックスが分かるとできるようになること
このようにフォニックスを事を学んでいくことで知らない単語を読めるようになり、また聞いた単語を予想して書けるようにもなります。
ここで、実際に私がアメリカで経験したフォニックスに関係するお話の一例をを紹介します^^
留学していた時に、日本食レストランでアルバイトをしていたのですが、そのお店は現地に住む日本人だけでなく、アメリカ人にも人気のお店でした。
どんなものかわかるように、メニューを写真付きで貼っていたのですが、日本人も大好きな唐揚げをオーダーされたのですが、その時、メニューには「kara-age」とアルファベット表記されていました。
私達日本人は、「からあげ」と読みますが、からあげを知らないアメリカ人はそれを「カラ・エイジ」とサイレントEのルールで発音されたのです!これは、一人の方だけでなく、何人かそう読んでいたので、知らない単語でもたいていこのルールで読んで発音しているということの証明とも言える体験でした!
今回ご紹介させていただいたフォニックスで学ぶルールは本当にごく一部で、もっと様々なパターンがあります。
私は、フォニックスを習ってほんとによかったと思っています!
最近では英会話学校でも取り入れたり、インターネットでの教材販売やYoutubeでも動画が紹介されているようですの
興味がある方は是非取り入れてみてくださいね♪